Motonari787
「名古屋 モード学園 スパイラルタワーズ」
名古屋駅前の高層ビル群の中で、特に異彩を放っている「名古屋 モード学園 スパイラルタワーズ」を再現しました。

ナノブロックで滑らかな曲線に挑戦しようとしていたことと、名古屋の建物を再現しようとしていた想いが重なり、スパイラルタワーズを作る事に決めました。
従来のタテ・ヨコ・ナナメに加えて、曲線を描く「曲面ガラス壁」を組み合わせる事は、角度を正確に計算しなければズレが生じてしまう為、組立てる事にかなり苦労しましたが、なんとか完成形にもっていくことができました。

スパイラルタワーズのデザインは3つの学校(名古屋モード学園・HAL名古屋・名古屋医専)の学生のエネルギーが絡まり合いながら上昇し、社会へ羽ばたく様子を表しており、サイズの違う3つの曲面ガラス壁をスパイラル状に配して再現されています。
その為、見る角度で表情が全く異なります。
ナノブロックで再現するにあたっては、写真一枚見ただけでは到底製作できない為、参考資料として、床梁伏図などの資料収集に加え、現地で撮影した500枚以上の写真を基に、作品をどの角度から見ても「スパイラルタワーズ」に見えるように、細部までこだわって組み立てました。

曲面ガラス壁の中側も1階ずつ再現しており、デイタイム版では見づらいですが、青色LEDにより、ブルーでライトアップしたミッドナイト版の写真で、お分かりいただけると思います。

そのほか、写真では見えませんが地下のレストランや、屋上ヘリポートまわりのゴンドラクレーン・避雷針に加えて、航空障害灯や、周辺の街並みにある木々の数も、本物と同じ数でリアルに再現しました。

【作品データ】高さ:40.8cm(地下を除く)、スケール:約1/416、使用ピース数:たくさん